英語学習者が、最初につまづくのは「何から始めたらいいのか、わからない。」というところです。いろんな教材やメソッドがあり、何がいいのかがわからない状態になります。
まったく英語ができない人が、流ちょうに話せるようになるまで、約3000時間必要だと言われています。1日2時間、英語学習に時間を割いて、毎日勉強した場合、4年かかる計算です。日本にいる日本人は、そもそも英語に触れている時間が少なすぎます。一番最初に取り掛かるのは、英語に触れる時間の確保です。
4年後に流ちょうに英語を話したいと目標設定した場合、最低1日2時間は英語に触れないといけません。そのスケジュールを確保してください。スケジュールを確保することができない場合、この目標設定はどんどん延びていきます。
私が「英語で絵本、読み聞かせボランティア」を始めたのは、英語学習の好循環があるからです。読み手も、聞き手も英語に触れる時間があるので、いい循環を生み出します。読み手は、絵本を読むために、スピーキングの練習をします。そして、聞き手はリスニングが向上します。
小さいころから3000時間の英語学習をスタートしていたら、マスターするのは早くなります。
